駅前第四ビルが愛した植樹

何も持たない君に、武器はもう必要ない。

ドラッグやめますか、それとも人間やめますか

灰皿で友人が彼女の頭を何度も殴打するところを、私は見たことがあります。

ドラッグやめますか、それとも人間やめますか

こだわりが強すぎてときおりどうしても解決できない事案にぶつかり、跳ね返されて戻ってくるといきなり閃いて問題の極々、一部が解決する場合があります。

誰かが私に質問をしました。絶対に交通事故を起こさない方法はあるのか。

大阪南部と北部では言葉や気質に、かなりの違いがあります。北へ行くほど上品で、南へ向かうほどに荒っぽい。阪急沿線と近鉄沿線を比べてみれば、北部と南部の違いがよく分かります。

世界中を探せばきっと、地獄のような場所は存在します。地獄絵図は誰もが知っているはずで、でも日本には地獄がないと思っている人もやはりいます。学生のころの私がそうでした。バイト三昧で車を買って、それで遊ぶことばかりを考えていました。

交通事故を起こさない方法は、必ずあります。

もうすぐ結婚するという人が深夜にミナミでお祝いの最中に、地獄の鬼に絡まれて殴り殺された事件がありました。日本にもあちこちに鬼がいる地獄があって、子どものころにみんな親から聞かされていたはずでした。あの国道を渡るな、あの路地を曲がるな、夜の繁華街には行くな。

なのに都合よく何もかも忘れて、テレビの箱の中にはファンタジーな世界が本当に存在するのだと錯覚していました。だから私は二度も、交通事故を起こしたのです。

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ミステリーショッパーは、あこがれの覆面調査員

ミステリーショッパー(Mystery-Shopper)とはいったい何なのか。

ミステリーショッパー(Mystery-Shopper)は、あこがれの覆面調査員

レビュー記事は今まで一度として書いたことがありません。はてなには、レビューの達人がたくさんいます。私のような者に出番はない、それはもっともな意見です。ですがどういうわけか、私は本のレビューや映画、ドラマの紹介記事に対してこよなく憧れじみた愛情を持っています。

しかし私のやり方は、雑学をこねくり回して記事にするという、なんとも下品な記事制作プロセスがほとんどです。

いまさら後悔しても、このブログでは今のやり方を劇的に変える手段はありません。しかしとりあえずレビューの真似事をしながら、ほんの少し先の未来を模索したいと夢見た次第です。

そこでミステリーショッパーの登場です。

ミステリーショッパーというのは覆面調査員のことです。名前がやけに魅力的なこの職業は果たして、探偵みたいなものでしょうか。ひょっとすると浮気調査でもするのかも、などとあらぬ想像を巡らしながら調べてみることにしました。

好奇心こそが、向上心の源です。

しかし当初、持ったイメージとはかけ離れた実際の姿が、見えてきます。名前から受けるイメージのせいで、誤った認識を持たれている方も多いかもしれません。しかしミステリーショッパーは残念ながら、探偵でもスパイでもありませんでした。

既存のお店の問題点を探ることが、主な仕事であるらしい。

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歯ぎしりのパワーに驚いてはいけません

下手をすると顎を砕きます。

歯ぎしりのパワーに驚いてはいけません

嘘です。そんなはずはありません。しかし驚くほどのパワーを人間は口もとに隠しているのだけは、事実です。

歯ぎしりはイビキと並んで、安眠妨害の元凶として世間ではかなり冷たい目で見られる行為です。イビキは例えるならば、嵐です。そして歯ぎしりは地震といっても過言ではありません。

嵐や地震は男性にも女性にも平等に訪れます。自然災害なのだから当たり前のことです。しかるにうちの家内は、私は嵐や地震には無縁だと言ってききません。言い切ります。ややもするとごり押し気味に話をすり替えます。しかし私のほうも変わり者です。負けてはいませんでした。スマホで家内のイビキと歯ぎしりを録音し、まるでどうだと言わんばかりに口もとをゆがめて突き付けてやったのです。

ほら見たことか、これがあなたのイビキです。もっと言えば、歯ぎしりです。

ところがここでも家内は慌てませんでした。私じゃないと言い張るのです。どこで誰のイビキと歯ぎしりを録音してきたのかと、逆に私を責めたてました。ファイルのタイムスタンプまで確認しながらアリバイを探るんですから、まるで二時間ドラマです。

しかし私は言い切られると、弱気になるタイプです。なんとなく録音されているイビキと歯ぎしりは家内のものではないような気がしてくるんだから、不思議です。

しかも録音の仕方が悪いだの雑音だらけだのと言われているうちに、私はついに諦めました。おそらくこうして冤罪が日々、密室で生まれているのだと悲しくなりました。

私は無実です。心の中で叫んでもあと祭り、無くした信用を取り返すには、その倍の労力が必要だと家内に詰め寄られて、言葉を失いました。

そこで仕方なく、私は録音したイビキと歯ぎしりをたった一人の部屋で、菓子パンと牛乳をそばに置きながら、寂しく聞き入ったのです。

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ミニマリストになるための魔法の呪文

読むだけでミニマリストになる方法は、実はGから始まった。

ミニマリストになるための魔法の呪文

ミニマリストは暗号です。執着を捨てるための呪文です。唱えるだけの呪文ではなくて、ミニマリスト養成ギプスと名づけても良いくらいの出来栄えです。

ときおり台所にGが出ると、私は男のくせに大騒ぎします。なんとか取りたい、でも取れない。取れないではそのまま寝床に入って眠れない、というような矛盾に満ちた心の振動を経験します。

執着は振動です。心の小さな揺れです。気にしだすとどうしようもなくなって、仕方なく夜中にマックスバリューまで車を飛ばし、G用のブラックキャップとホイホイを手に入れました。それを全部、仕掛けてようやく心の振動はほんの少し収まったのです。

物への執着は浅ましい限りです。異性へのそれも同じです。Gを見かけたときの私の動揺は、明らかに醜態でした。面目次第もありません。自分を恥じて顔を背けたとき、テレビでは録画した映画が映っていました。寅さんが、結構毛だらけ猫灰だらけ、ケツの周りはクソだらけ、などとやっていたのです。それを見ながら私は私の執着を反省しつつ、どっぷりつかったGへのこだわりと潔く決別する決心がついたのです。

執着から起こる連鎖には無駄遣いがあります。執着と連鎖を止めるための呪文こそが、この記事の中にあるはずです。

まさに結構毛だらけです。

ただし読むだけでミニマリストになる方法という限りは、ミニマリストを、ここでははっきりと定義する必要に迫られました。

整理整頓よりは品物への執着、人への執着、Gへの執着を私は優先したいと考えています。このあたりは人それぞれにアレンジも可能です。

しかし執着を捨て去れば、おのずと部屋の中はスッキリします。いらない物は捨てればいいし、使う物は残すのが良い。でもそれだけがミニマリストのミニマリストらしさではないと、私は断言します。

無駄遣いについても同様です。執着を捨てれば欲しいものは極端に減ります。極端に減るとお金がひょっとすると、極端に残るかもしれません。定かではありませんが、希望的な実践結果を予測すれば、おおむね私の考えは間違っていないはずです。

ようするに、読むだけでミニマリストになる方法を実行することによって、結果的に使わない物は買わなくなるということです。

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ドッグフードは開発段階で人間が味見をしているのか

ドッグフードについて夕べは心底、悩みました。

ドッグフードは開発段階で人間が味見をしているのか

私の悩み事はいつも厄介で、近所の小学生が利用している悩み事相談室くらいでは、とても収まりそうにありません。どうでもいいことが、気になって気になって仕方がなくなるのです。目が回ります。高所恐怖症がぶり返しそうで、怖いです。

とにかくドッグフードです。ドッグフードは犬の味覚に合ったものを、厳選して売られているのならば納得します。私が納得しようが呆れようが、実はドッグフード業界にとっては、それほどのことはありません。

私は三食、白いごはんに玄米を少し混ぜて、味噌汁があればそれだけでも、強引に食事を終わらせることが可能です。隣の犬よりも世話がかからないと、家内がいつも笑っています。

しかしドッグフードの場合、食べるのは犬なんですから、人間が味見をしているとしたら、解せません。そもそも人間同士であったとしても、味覚の良し悪しなんてかなりの誤差が生じるもんです。まして犬の場合、嗅覚があれほど優れているのだから、ひょっとすると味覚もかなりのグルメだったとしても不思議ではありません。

私がもしも人間のグルメ基準の標準的なプロトタイプだったとしたら、残念ながら私は犬よりも劣ります。柿を腐る寸前まで放置して、それでも足りずに食べる前に両手で揉み解し、汁をあちこちにこぼしながらねっとりと、口の中に押し込んだりするのが私の食生活です。私の家内は私の食べるさまを見て、気持ちが悪いと形容しました。

見たくない、品性を疑う、下劣極まりなし、数々の悪態をついて気分次第で私を責めるのが常でした。

しかしこれは本当は私の味覚ではありません。その昔、私のおばあちゃんがそうやって食べていたのです。しかしおばあちゃんには純然たる理由がありました。

総入れ歯で、歯がなかったんだからどうしようもない。だから柿を揉み解して半液体状にしてから食べていたのです。でも私はまだまだ歯が丈夫です。なのにおばあちゃんと同じ食べ方をしていることに、我ながらどこか矛盾を感じています。

しかし私にしても、これは改めようのないことでした。食の好みです。人間の尊厳です。気分次第でいくら責められたとしても、直しようがないのです。子どものころにおばあちゃんが、揉み解して半液体状になった柿を「お前もお食べ」と言われて渡されたことが、悲劇の始まりだったのです。

これはハッキリ言ってトラウマです。柿を半液体状にして食べないと、食べた気がしないという正真正銘の逆トラウマです。それを気持ち悪いとか、気分が悪いとか、お前はオカマかとまで罵られるのは、心外の域を越えて人権の問題にまで発展してもおかしくありません。

だからこそ、ドッグフードは人間の味覚などに左右されることなく、犬はどこまでも犬のための味覚を維持しつつ、犬自身が美味しいと思える食べ物を売り出してほしいと、私は心より願うのです。

トラウマがそうさせると、言い換えても構いません。

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