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駅前第四ビルが愛した植樹

何も持たない君に、武器はもう必要ない。

ドラッグやめますか、それとも人間やめますか

灰皿で友人が彼女の頭を何度も殴打するところを、私は見たことがあります。 こだわりが強すぎてときおりどうしても解決できない事案にぶつかり、跳ね返されて戻ってくるといきなり閃いて問題の極々、一部が解決する場合があります。 誰かが私に質問をしまし…

大阪 阪神高速の夜

左手にはグリコの看板があり、横にはツレがいました。 道頓堀川が揺れています。 この橋って昔は「ひっかけ橋」なんて言われれていました。ですが残念ながら、私はここでひっかけようとして、成功したためしはありません。 阪神タイガースが優勝すると、ここ…

憂歌団が歌っています

私はいつも、記事を書くときには実弾を込めたいと願っています。でもやっぱり、難しいですね。 高校のとき、私は音楽が好きで、歌うのがもっと好きで、いつもギターの弾き語りをしていました。 大してうまいわけではなかったのですが、自分の曲を作ることに…

フケを大量に集めて飲み込むのだけは、絶対にやめたほうがいい

オヤジが亡くなったのは、もう20年ほど前のことになります。 オヤジは酒飲みで、ギャンブル好きで、かなりの遊び人でしたが、仕事もよく頑張りました。製造業の会社を起こし、家族を養ってきたのですから、今、私がこの歳になると、その一つ一つがどれほど…

死別のたしなみ

あの日、母は亡くなる寸前、苦しそうな息遣いの中で、私の名を呼び、ごめんなと言いました。 何に対してのごめんだったのかは、十年ほど過ぎた今でも、私には心当たりがまったくありません。 そう言えば、亡くなる前日、母はトイレで倒れていたらしく、よほ…

悲しみは共有するべきか、それとも自分だけのものにするべきか

私は別のカテゴリーで、亡くなった娘になりきって、彼女の人生を書き綴っています。 ただしこのブログで、恋々とした悲しみを書くつもりなど、一切、ありません。 決して蓋を緩めず、気負うことなくただ淡々と書き綴っていきたいと考えています。

マザコンであることを、私はすみやかに宣言します

私の祖母や叔母は、驚くほど気が強くて、口の悪い人でした。 物事を常に自分中心に考えて、その上、言わなくてもよいことまで口走ります。 そんな祖母や叔母の世話をしていたのが、私のオフクロです。

ペットというよりも家族、祖母が死ぬ前に誰よりも愛したケン

中学一年のときに、私の家にペットが来ました。私にとって、人間以外の唯一の家族です。 彼はまだ生まれてから、それほど経っていなかったので、小さな体をしていました。そのくせ、足だけが異様にでかかったのを覚えています。

職場のいじめと我慢と知らん顔と深呼吸

私は大手企業の下請けをしていましたので、担当者がハッタリめいたことを言って、私や私の会社を侮辱するような言動を耳にすることが、多々ありました。 念のために言っておきますが、ほとんどの人はそんなことをしません。ただしごくまれに、交渉を有利に進…

スタンド・バイ・ミー、悪ガキたちが目指したデパートの屋上

阿倍野ハルカスが一躍有名になった天王寺ですが、その昔、阿倍野ハルカスがあった場所には、近鉄百貨店の屋上がありました。 私がまだ小学校の低学年だったころ、六人の悪ガキたちと一緒に、デパートの屋上へ出かけたことがあります。

父は病室の壁を背にしながら、ソ連が来ると叫んだ

肝臓のガンだと診断されたオヤジは、手術することになりました。 まったく自覚症状のないときに発見したのだから、ガンと言えども、治る見込みがあるかもしれないと、周囲は期待をしていました。

自己嫌悪で自分が一番、嫌いだった夜

気が向いたので、少し私のことを記します。 オヤジがガンを宣告された当時、私は仕事が忙しくて、きつい毎日をこなしていました。景気がよかったので、やりがいがあったのも事実ではありますが――。