精霊流しか、花吹雪

なにがなんだかわからぬままに、淳平が運転する軽トラックに乗せられた。 「出発じゃ」 とにかくお尻が痛い。 天井に頭をぶつけた回数も、五回をすぎたころから数えるのをやめた。 「ねえ淳平、いったいどこへ行くつもりなの?」 どうも身の危険を感じたりもするし、確かめておいたほうが無難だと思った。 「黙ってついて…