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何も持たない君に、武器はもう必要ない。

アルツハイマーをスマート・ドラッグで征服せよ

果たして、薬でアルツハイマー病を克服できるのでしょうか。

アルツハイマーをスマートドラッグで征服せよ

もっと言えば、薬を服用することによって、脳の働きをもとに戻すことが可能なのでしょうか。

調べてみると、とんでもない薬が研究されていることに驚かされます。

飲めば頭が良くなる、そんな薬を世界中の研究者が開発しているのです。しかも新薬として、早くも出回っているというのだから、ビックリします。

まるで夢のようですね。

知的能力を向上させる薬なんて、SFの斜め上を駆け抜けています。アメリカでは栄養素やビタミンなども含めて、スマートドラッグと呼ばれているそうです。

これらの薬はもともと、脳疾患のために開発されたものです。

脳疾患というのは、それまで正常だった知的能力が低下してしまった状態をさします。主にアルツハイマー病や、脳血管障害などによって起こる、老年性痴呆の治療薬として開発されたのです。

アルツハイマー病というのは、脳神経が大量に死滅、もしくは脱落して、記憶や思考、運動障害などが残る病気のことを言います。原因はいまだに解明できず、進行したアルツハイマー病を決定的に治癒する薬は残念ながら、あと一歩のところでありません。

最後の一歩が、とてつもなく難関であることは、私のような素人にも容易に想像できることから、これから先も私たち人類が背負う、十字架のような病気であるのは間違いのないことでしょう。

ボケるくらいなら、早く死にたい、などと言う人もいます。

ところが、ガンで闘病する場合、確かに期間は短いかもしれませんが、とにかく痛くて、苦しみます。

私の両親はともにガンで亡くなりましたが、二人とも、最後まで苦しんで逝きました。私の耳の奥には、父や母の「痛い痛い」という声が、今でも消せずにしみついたままです。

ガンにしろ、認知症にしろ、人が人生を閉じるときには、それなりの苦しみが伴うようです。だからこそ、宗教が存在し、誰もが両手を合わせて祈るのかもしれません。

おそらく若い方にとっては、他人事のようなものでしょう。

仏壇に手を合わせることなど、儀礼的なもの以外にはないに違いありません。

でもあと数十年後には、必ず祈っています。どうぞ楽に逝かせてください、と。

人は誰もが経験から多くの思考を導き出します。

自分たちの親の死にざまを見て、親戚、友人の身内が亡くなる前のことを聞き、やがて、それを自分自身に置き換える日が来るのです。

まるで、ホラーですね。

しかも安物のホラーとは違い、間違いなく、いつかは恐怖を味わうことができる、極め付きの怪談話です。

誰だって、やがて死が訪れることを知っています。

老人も若者も、等しくそうです。ところが若者には、実感などありません。小学生が学生以外の自分を想像できないのと同じように、若者は崖っぷちに立つ自分をどうしても、身近にイメージすることができないのです。

だから予防を怠ります。

ガンにしても、認知症にしても、予防こそが一等、大事です。

そんなに長く生きたいとは思わないと、私も昔、いきがってバカなことを口走っていました。けれども今は違います。

怖いです。

死ぬ前に苦しむのが、何よりも怖いのです。

怖ければ備えを怠らない、周到な準備が必要になるでしょう。

人生を閉じるための準備は、苦しみを和らげる最善の道を探ることです。

暗い話ばかり書いたので、お口直しに昔、魔女が使った毒草の話を記します。

軽く聞きながしてください。

ただし恐ろしいお話です。実は魔女は、アルツハイマーさえ操った可能性があるというんだから、肝が冷えます。

アルツハイマー病では、脳内で記憶や学習能力に重要な役割を果たしている「アセチルコリン」が足りなくなり、そのせいで痴呆症が発病することがわかっています。

それを魔女は自在に操った可能があるという証拠が、明らかになってきたのです。

西欧では昔から、魔女が使ったと言われる毒草があります。

ヒヨス、ベラドンナ、ダツラ(チョウセンアサガオ)などですが、これらの有効成分は抗コリン剤といって、アセチルコリンのリセプターに対する強力な拮抗剤であることがわかってきました。

つまりこれらの毒草には、アセチルコリンを足りなくさせる働きがあるのです。

魔女が使ったとされる毒草を服用した人は、一時的に痴呆と同じ状態になってしまうというんだから、驚きです。

恐るべき、魔女の真実。

「頭が良くなる薬」は日々、日進月歩で開発されていますが、なんと昔から「頭が悪くなる薬」は存在していたというのですから、まさに恐るべしといったところです。

スマート・ドラッグによって、やがてアルツハイマー病を征服する日が来ることを、心より祈って筆を置きます。

とにかく、未来に期待しましょう。

最後まで読んでくれて、本当にありがとうございました。

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