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何も持たない君に、武器はもう必要ない。

若者たちが見る夢が現実になる

現代の社会に夢は持てませんか。

若者たちが見る夢が現実になる

今の若い世代の夢が、やがてくる未来を作るのだから、若者が夢を持てないような世相であるのなら、近い将来は間違いなく、暗黒です。

たとえ定職に就かなくても、インターネットで金を稼いで、一生、安楽に暮らしていける方法を教材にして、あちこちで宣伝している若者が多数います。その教材を買って、日夜、モニターと向かい合ってる若者もいるでしょう。

若い感性はネットとの融合で、実労働以上の報酬を得る方法を今や、確立しつつあります。

成功している姿をFaceBookなどで盛んに宣伝しています。

それが夢なら、わが子にその夢を語って聞かせてやればよいです。

その夢はやがて現実になります。

次の世代の若者たちは、働かずに食べていける方法を懸命に探すでしょう。

私が高校を卒業するときには、はじめてのボーナスで100万円ほどもらえる者がいました。

証券会社に就職した友人たちの話です。

私が就活の相談に乗ってもらった先生は、どこにもいくところがなかったら、警察官にでもなるかと言いました。

公務員は私たちにとっては、最終手段だったわけです。

ほんの何十年か前の話です。

ただし我々の時代は祝祭日も働きましたし、残業は200時間をゆうに越えていました。だからと言って、遊びもやりましたし、休みの日には子供を毎週、あちこちに連れて行きました。

200時間程度の残業ならば、遊びに費やす時間くらいは捻出できるものです。

みんながそうだったので、私はまったく辛いとは思いませんでした。私たちの親の世代はもっと働いていたので、休みたいなどと言ったら殴られました。

ブラック企業です。

まさに日本全体がブラック国家だったわけです。

ただしみんながそうなら、取り立てて辛いと思うような環境ではなかったのです。

そのころ、車にはクーラーが付いていないのが当たり前でした。

今ならクーラーなしの車に、誰が乗りたがるでしょうか。

それこそ夏場は大変です。

けれども100万円以下の普通車が一般的なときに、クーラーを取り付けるだけで、25万円以上値上がりするような価格形態では、クーラーなしの車を選ぶしかなかったわけです。

するとどうでしょうか。

確かに暑かったのは、暑かったです。ですが我慢できないほどではなかったように、記憶しています。ひょっとすると、今はあの当時よりもずっと暑いのでしょうか。

それとも日本を取り巻く、環境が良かった?

あのころの日本は光化学スモッグ警報などというものがテレビで話題になり、まるで今の中国のような空が日本列島を覆っていたのです。

なのにクーラーなしの車にそれほど手こずらなかったのは、やはり皆が同じようにクーラーなしの車に乗っていたからかもしれません。

人は絶えず、他人と比べながら自分の気分を決定している可能性があります。

しかも意識しないところで対象との比較を行っているようです。

我慢ならない、という感情は常に疑う必要があると言えます。

将来は若者の夢が作ると書きました。

これはおそらく真理です。

当時の若者たちが恐れていた未来が今、確かに実現しています。

夢とは憧れだけではなく、恐れでもあります。

こうなってほしくないと考えることこそが、夢に見るということなのだと思います。

そしてそれは高い確率で実現してしまうのです。

ただし未来が予測だけで成り立ってるのではないと、私は思っています。

数十年前、まだ銀行がつぶれるなんて、人に話せば笑われるような時代がありました。

ところが今現在は、銀行であっても例外ではないと誰もが知っています。

こういった予想外の出来事に意表を突かれることも、将来を語る上では外せません。

もし近い将来、日本が再び戦争に参加するようなことがあったとき、こうなってほしくないと思った未来が現実化したことになるのか、それとも意表を突かれた将来と捉えるべきなのか、いったいどちらでしょうか。

かつて銀行がつぶれるはずなんてないと思っていた若者と、もう再び日本が戦争に参加することなど、あり得ないと考えている現代の若者、彼らを比べた場合、どちらのほうが愚かでしょうか。

仮にどう転がるにしても、我々はその環境に慣らされてしまうはずです。

まるで家畜のようにです。

みんなが行くなら、徴兵にも参加するでしょう。みんなが同じように鉄砲を担ぐなら、誰も疑問を持たずにそれをやるに違いありません。

かつてクーラーなしの車に何の不満も持たなかった若者と同じように、他人との比較を無意識で行って、戦争にも容易に参加するかもしれません。

そんなに簡単に物事が変化するはずがないと思うかもしれませんが、銀行がつぶれるとは夢にも思わなかった人たちにとって、世相の変化は、まさに急転直下です。

気を緩めた瞬間に、世の中が逆さまになる可能性があるのは、歴史を見れば疑問の余地はありません。

せめて若者たちは夢の見かたを間違えないでいてほしいと、祈るのみです。

社会はもっと若者をバックアップすべきです。

いつの場合でも、古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないのだから。

最後まで読んでくれて、本当にありがとうございます。

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